PEラインの選び方とおすすめアイテム5選【2026年版】

こんにちは、リールオーバーホール専門店gearshopです。今回は釣りタックルの中でも釣果を大きく左右する「PEライン」について、選び方のポイントとおすすめアイテムをご紹介します。同じ号数でもメーカーによって特徴が異なり、編み数やコーティングの違いで飛距離や感度、耐久性まで変わってきます。これから新しいPEラインを検討している方はもちろん、そろそろ交換時期かもしれないという方もぜひ参考にしてください。
そもそもPEラインとは
PEライン(ポリエチレンライン)は、ポリエチレン素材の細い糸を複数本編み込んで作られた釣り糸です。同じ太さのナイロンラインやフロロカーボンラインと比べて引っ張り強度が高く、伸びが少ないため感度に優れているのが特徴です。感度が高いとアタリを取りやすくなり、根掛かりや障害物への接触もラインを通じて伝わりやすくなります。
一方でPEラインは根ズレ(岩や障害物との擦れ)に弱く、直線的な強さに対して擦れには比較的弱いという弱点があります。そのため多くの釣り方では、PEラインの先端にナイロンやフロロカーボン素材の「リーダー(ショックリーダー)」を結束して使用します。PEライン単体の特性だけでなく、リーダーとの組み合わせを含めて選ぶことが、快適な釣りにつながります。
PEライン選び方のポイント

PEラインには非常に多くの製品がありますが、選ぶ際に押さえておきたいポイントは大きく分けて4つあります。
- 号数(太さ):対象魚や釣り方によって適した太さが変わります。アジングやメバリングなど繊細な釣りは0.2〜0.4号前後、シーバスやエギングは0.6〜1号前後、青物などの中型魚を狙う場合は1.5号前後、大物を狙う船釣りでは2号以上を目安に選びます。
- 編み数:PEラインは複数の原糸を編んで作られており、4本編み(X4)と8本編み(X8)が主流です。4本編みは価格が手頃で扱いやすく、8本編みは表面が滑らかで飛距離や感度、耐摩耗性に優れる傾向があります。用途と予算に合わせて選びましょう。
- コーティング・加工:撥水コーティングや低伸度加工など、メーカー独自の表面処理が施されている製品が多くあります。飛距離重視、感度重視、耐久性重視など、加工の方向性によって得意分野が変わります。
- 長さ(巻き量):150m・200m・300mが主流です。使用するリールのスプール容量に合わせて選び、巻き量が合わないと飛距離やライントラブルの原因になることがあります。
これらのポイントを踏まえたうえで、実際にどのようなPEラインがあるのか、代表的なアイテムを5つご紹介します。
おすすめPEライン5選【2026年版】

1. よつあみ(YGK) G-soul X8 UPGRADE
国産PEラインメーカーとして高い信頼を持つよつあみ(YGK)の定番モデルです。独自のWX製法とGPコーティングにより、8本編みならではのハリと滑らかさを両立しており、汎用性の高さから幅広い釣りに対応します。1mごとに15cm間隔のマーキングが施されているため、水深やタナの把握がしやすいのも魅力です。150m・200m巻きが用意されており、0.8号前後から4号前後まで幅広い号数展開があるため、ライトゲームからオフショアジギングまで対応できます。まずどのPEラインを選べばよいか迷っている方に、最初の1本としておすすめできる製品です。
2. 東レ(TORAY) シーバスPE パワーゲーム
繊維メーカーである東レが手がけるPEラインで、素材メーカーならではの原糸品質の高さに定評があります。8本ブレイド製法により直強力に優れ、超極薄シルキーコーティングによって表面がなめらかに仕上げられているため、キャスト時の摩擦抵抗が少なく飛距離を伸ばしやすいのが特徴です。0.6号・0.8号・1号・1.2号・1.5号・2号の6種類展開で150m巻きが用意されており、シーバスゲームやライトゲームなど幅広いターゲットに使いやすいバランスの良さがあります。コストパフォーマンスにも優れているため、複数本をストックしておきたい方にも向いています。
3. サンライン(SUNLINE) ソルティメイト PE-JIGGER ULT 4本組
スローピッチジャークをはじめとするジギングに特化した4本編みPEラインです。伸度をおよそ3%まで抑えた低伸度加工(LSP)と、表面を滑らかに仕上げるスムースサーフェス加工(SSP)により、ジグの操作感や着底の把握がしやすいのが特長です。0.6号から1.5号前後まで展開されており、200m・300m巻きが用意されています。深場を攻略するスローピッチジャークやライトジギングにこだわりたい方におすすめのモデルです。
4. バリバス(VARIVAS) アバニ キャスティングPE マックスパワーX8
大型プラグを使ったキャスティングゲームに向けて開発された8本撚りのPEラインです。マックスパワーPEと呼ばれる高強力な原糸を採用しており、大型ルアーの連続キャストやパワフルなファイトにも対応できるタフさを備えています。25mごとにマーキングが施されているため、遠投時の飛距離把握もしやすくなっています。青物などのパワーファイトが想定される釣りで、ラインブレイクへの不安を減らしたい方に向いているモデルです。
5. ダイワ(DAIWA) UVFエメラルダスデュラセンサー×4+Si2
エギング専用として設計された4本編みPEラインです。新原糸TOUGH PEを採用し、耐摩耗性を高めた表面加工により、根ズレや底との接触が多いエギングでも安心して使いやすいのが特徴です。ロングディスタンス仕様の200m巻きが用意されているモデルもあり、ボートエギングやティップランなど飛距離やライン管理が重要になる釣りにも対応します。号数展開も豊富なので、狙うエギのサイズやフィールドに合わせて選びやすいラインナップです。
おすすめPEライン比較まとめ表
| 製品名 | メーカー | 編み数 | 号数ラインナップの目安 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| G-soul X8 UPGRADE | よつあみ(YGK) | 8本 | 0.8号前後〜4号前後 | 汎用・オールラウンド |
| シーバスPE パワーゲーム | 東レ(TORAY) | 8本 | 0.6号〜2号 | シーバス・ライトゲーム |
| ソルティメイト PE-JIGGER ULT | サンライン(SUNLINE) | 4本 | 0.6号〜1.5号前後 | スローピッチジャーク・ジギング |
| アバニ キャスティングPE マックスパワーX8 | バリバス(VARIVAS) | 8本 | 複数号数展開 | 遠投・キャスティング |
| UVFエメラルダスデュラセンサー×4+Si2 | ダイワ(DAIWA) | 4本 | 0.4号ほか多数展開 | エギング専用 |
どのラインも国内外で長年の実績を持つメーカーの製品です。狙う魚種や釣り方に合わせて、号数と編み数のバランスを基準に選んでみてください。迷ったときは、まず汎用性の高い8本編みモデルから試してみるのも一つの方法です。
PEラインを長持ちさせるためのケア方法

PEラインは正しく扱うことで、劣化のスピードを緩やかにすることができます。日頃から次のようなケアを意識してみてください。
- 釣行後は真水でスプールのライン部分を軽く洗い流し、潮や砂・汚れを落としてから乾燥させる
- 直射日光の当たる場所や高温多湿の場所での保管を避ける
- 根掛かりが多かった日や、ラインに毛羽立ち・傷を感じたら早めに先端部分をカットする
- 使用頻度にもよりますが、ラインの傷みが目立ってきたら巻き替えの時期として検討する
ラインの状態はもちろんですが、そのラインを巻いているリール自体のコンディションも快適な釣りには欠かせません。ドラグの効きが悪くなっていたり、巻き心地に違和感がある場合は、内部のグリス切れやパーツの摩耗が進んでいる可能性があります。gearshopでは年間800台以上のリールオーバーホールを手がけており、全国から郵送でのご依頼にも対応しています。ラインの巻き替えとあわせて、リールのメンテナンスも定期的に検討してみてください。
まとめ
PEラインは号数・編み数・コーティングといった要素の組み合わせによって、飛距離や感度、耐久性のバランスが変わってきます。今回ご紹介した5つのアイテムは、汎用タイプからジギング・エギングなど専用タイプまで、それぞれ異なる特徴を持つ製品です。ご自身の釣りのスタイルに合わせて、ぜひ選ぶ際の参考にしてください。そして、ラインだけでなくリール本体のメンテナンスも、長く快適に釣りを楽しむための大切なポイントです。ゴリ感や巻き心地の違和感が気になる方は、お気軽にgearshopまでご相談ください。






