【速報分解】シマノ ヴァンキッシュCEを実際にオーバーホール!内部構造と進化ポイントを徹底解説

こんにちは、リールオーバーホール専門店「gearshop」です。
2026年新商品がシマノ、ダイワ、その他のメーカーさんから沢山発表されました。
その中でも発表とともに発売前から話題の一つになっている

シマノから26ヴァンキッシュCE(VANQUISH CE)。
マグナムライトシリーズのフラッグシップとして知られるヴァンキッシュに、「COMPETITION EDITION」の名を冠した限定モデルとして追加されました。
今回はそんな話題の26ヴァンキッシュCEをいち早く分解・オーバーホールしましたので
内部構造の解説・変化点を紹介していきます。
リールメンテナンスのプロから見たヴァンキッシュCEを
✔ 内部構造はどう変わったのか?
✔ 通常ヴァンキッシュとの違いは?
✔ メンテナンス性は向上しているのか?
✔ チューニングベースとしてはアリか?
速報レベルでまとめます。
ヴァンキッシュCEとは?特徴まとめ
まずは外観・スペックから。

外観の印象としては
「高級感のある研ぎ澄まされた黒」
人気を博した19ヴァンキッシュを彷彿させるデザイン性。外観では23ヴァンキッシュより人気が出る印象です。
主な特徴
- 超軽量設計(CI4+ボディ)
- 感度重視設計
- CEモデル専用セッティング
- MGLシリーズの最高峰
べースとなるコアテクノロジーもしっかり搭載
巻き感度に全振りしつつも、ベース技術は23ヴァンキッシュのものをしっかり継承しています。
- インフィニティループ:超密巻きでキャストフィールとドラグの安定感アップ
- インフィニティクロス:軽快さを損なわずギア耐久性を向上
- インフィニティドライブ:高負荷時でも軽い巻き上げ
- デュラクロス:ドラグワッシャーの耐摩耗性アップ
- アンチツイストフィン:ライントラブルを抑えて快適なキャストをサポート
要するに、「23ヴァンキッシュを防水性を捨て、感度全振りモデル」
という捉え方が分かりやすいと思います。
触った第一印象は…
👉 「軽っ。巻きの軽さもよく巻き感度良さそう…。」
実際に分解してみた

ここからが本題です。
ヴァンキッシュCEを分解していき中身と細かいパーツの確認をしていきます。
- ボディ外部、ローター周囲

まずはスプールを外し、スプール軸ベアリング周辺を見ていきます。
今までのヴァンキッシュや他機種同様シマノのリジッドサポートドラグシステムはそのまま搭載されています。

ローターチェック。
構造としては大きな変化なし。MGLローターであり自重としては従来通り軽い印象。
ベール構造は従来モデルと近く、アンチツイストフィンもそのまま搭載。

ラインローラー内部チェック。
ラインローラーの防水構造も従来のまま。ラインローラー内部のベアリングに動作不良が起きたらベアリング入りの一体化になる為純正交換はラインローラー含めた交換が必要。


ワンウェイクラッチ部です。ここも大きな変化なし。
- ギアボックス内部

内部を開け、確認していきます。
構造としては大きな変化は感じられませんが感覚としてグリスの量は少なめに塗布されている印象。

ギアに関しても構造は変わらず。ドライブギア面も少なめなグリス量。
もしかしたら細かい調整をしているのかな?という印象。

ピニオンギア周辺も分解し確認。
今回23ヴァンキッシュと比較し変更された点の一つ「ベアリングの一部をグリスからオイルに変更」
ピニオンギア上部のベアリングが変更されています。
回転フィールはオイルの方がいいです。これが巻きの軽さに直結していると思います。
が、このベアリングは動作不良を起こしやすい部分だとも思います。オイルに変わったことで耐久性(浸水以外の影響)も気になるところではあります。

CEも23ヴァンキッシュ同様インフィニティループ搭載、いわゆるスローオシュレート機構の為、ウォームシャフトギア・中間ギアは多くなっています。


メインシャフトやウォームシャフトの構造も変わらず。
巻き感度に特化したモデルですがウォームシャフト下部はベアリングではなくカラーを使用。
おそらく巻きの軽さへの影響が少ない+カラーの方がベアリングより微々たるものだが比重が軽いことがこの部部はカラーにしているのではと思います。
逆に言えば完璧なベアリング化したい方は変更するのもおすすめです。微々たるものですが巻き感度向上に繋がるかも?

今回の新モデルで変更されたもう一つは「ハンドル軸部に採用していた防水シールを非採用」

防水シールをなくし犠牲にしてしまう防水性能を少しでもカバーするために、ハンドル軸部とボディの隙間が最小限になるよう26ヴァンキッシュCE専用設計を施している。とのこと。
今までのモデルと比較してハンドル軸部の構造が変更されています。ハンドルノブのみのカスタムであれば問題ありませんがハンドルごとカスタムする際は防水性能が少し心配になるのかな?という感じです。
- スプール、ドラグ部

ドラグは大きな変更なさそうです。ドラグカスタムもしていくと楽しそうな印象です。
分解した感想…
巻きの軽さは「軽量化 × クリアランス設計」によるもの。
ベアリングをグリスからオイルに変更したことによる影響が大きい印象。他ベアリングもオイル化することで巻きの軽さを追求することができるかもしれません。
ただ、ベアリングの動作不良につながりやすくなることも事実。メンテナンス性が重要と思われます。
耐久性を重視したい、、、でもヴァンキッシュが好きでこの黒い外観が大好き、コアテクノロジーも維持したい!という方は逆にベアリングをグリス化するのもありだと思います。

でも、ヴァンキッシュCEの強みである巻きの軽さはそのままにご自身の釣りスタイルに合わせたカスタムをして楽しんでいただきたいです。
おすすめチューニング&カスタム
チューニングやカスタムをする際の注意点としてはヴァンキッシュCEの特徴を損なわないことが大切だと思います。その為、【巻きの軽さ+軽量重視=感度重視】がおすすめです。
カラーの部分をベアリングに変え、フルベアリング化することもありだと思います。
ベアリング化のメリット、デメリットはこちらの記事を参考にしてみてください↓

ラインローラーを変更し感度を高めるのもおすすめだと思います。
回転性能を高めることで感度がより上がります。メンテナンス頻度などには注意が必要ですがおすすめです。
ラインローラーカスタムはこちらの記事を参考にしてみてください↓

ハンドルノブをカスタムすることもおすすめです。
軽量化かつ感度向上を望めるうえに見た目も大きく変わります。ハンドルからカスタムすることもいいですが今回新しく設計されたハンドル軸を考慮するとノブのみのカスタムもありかと思います。
ハンドルノブカスタムはこちらの記事を参考にしてみてください↓

ヴァンキッシュCEの総評
- 超軽量機の完成形に近い
- 出荷状態の精度はかなり高い
- 定期的なオーバーホールはより推奨
レスポンスの速い巻きの釣りを展開したい方にはとても使いやすいリールなのかなと感じました。軽量かつ巻きが軽いということはかなり武器になるのではと思います。
軽量化、巻きの軽さを求め防水性、耐久性を犠牲にしている為定期的なオーバーホール、メンテナンスがすごく重要だと思います。
感度最優先のアングラー ライトゲーム主体 自重を1gでも軽くしたい人 巻きの質にこだわる人
まとめ

ヴァンキッシュCEは
「軽さを追求した感度特化型リール」
ライトゲームで楽しみアングラーの皆様にはおすすめだと思います。
また、多くのカスタムをすることでより一層楽しむことができるリールなのでは?と感じました。
防水性能を犠牲にしている部分がある為、
定期的なオーバーホールやメンテナンスは必要だと思います。
ヴァンキッシュCEてどんなリール?と知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください↓

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