【要注意】オシアコンクエスト300HGのクラッチ不良と回転ノイズ完全オーバーホール【《シマノ》オーバーホール記録】

こんにちはgearshopです。
⦅シマノ⦆オシアコンクエスト300HGの
整備レポートとなります。

お客様ご依頼内容
- 回転時に異音がする
- クラッチが切れない
釣行時は問題なく使用できていたリールが次の釣行準備時にクラッチが切れない、リールが回らないなどの問題は少なくありません。
〜状態確認〜
- クラッチが引っかかり全くきれない
- ゴロゴロした巻き感
- シュルシュルした異音
クラッチが固まってしまい全く切れない状態になってます。巻き取り時にシュルシュル音やコロコロ感を感じます。
リールのオーバーホールのタイミングが分かりにくいという方はぜひ、参考にしてください↓

分解

分解していきます。パーツの傷や破損など細かい部分まて確認しながら分解をしていきます。
ハンドルを外した時点で汚れがありそうな感じです。

メカニカルブレーキ、ハンドル部の見えているベアリングはそんなにサビては無さそうです。

内部の確認をしていきます。グリス汚れ、白く濁っているのが目立ちます。

写真では分かりにくいですが水が入ってしまいベチョベチョになっています。
塩化していないのでおそらく洗浄の際の水が侵入してしまっているのではと思います。

ワンウェイクラッチ部は少し錆びてしまっています。動作確認では逆回転はありませんが少しザラつきを感じます。

ドライブギアを外しギアの確認もしていきます。
ギア自体に大きな傷はみられませんがかなり汚れているのが分かります。

逆側も開け確認していきます。

スプールを外し、スプールシャフトのベアリングも確認します。

ハンドルのメインシャフト部のベアリングです。
ここのベアリングもサビています。

レベルワインダーも分解して確認します。
この部分のベアリングも錆びてしまっています。

ピニオンギアと内部のベアリングがサビて固着してしまっていました。クラッチ不良の理由はこの部分でした。

内部のベアリングが錆びているのが分かります。
回転も重度のザラつきとゴロゴロ感が強くなっています。

クラッチバネなども分解していきます。
パーツ破損等はないのでクラッチ不良には影響していないと思います。

分解完了しました。
パーツの破損はないものの水の侵入により全体的に錆びが多くみられました。ベアリングはほぼ異音がしている為交換が必要そうです。
ワンウェイクラッチ部も交換をおすすめしますがお客様確認し今回はそのままで対応していきます。
釣行後の洗浄、メンテナンスもとても重要です。
少しやり方を間違えると水が入ってしまい大変なことになってしまいます。
ぜひ参考にしてみてください↓

洗浄&組み上げ

分解後はまずは各種パーツの洗浄をします。
汚れや古いグリスが残っていると巻き感に影響していきます。

ベアリングの多くはサビや異音が確認されました。
ベアリングは消耗品なので交換をさせて頂きます。
今回ダメージが多かった部分として
- ピニオンギア下部
- ハンドルノブ内部
- メインシャフト下部
- レベルワインダー左右
この他にもベアリング交換が必要で今回は9個のベアリングを交換対応しています。

洗浄後は組み上げをしていきます。必要なパーツにグリス、オイルを塗布し組み上げます。

内部も綺麗に洗浄後組み上げていきます。
ハンドルシャフトもガタつきがないよう装着していきます。

クラッチ部の組み上げです。
動作確認しながら組み上げていきます。

ピニオンギア、ドライブギア、各種ギアにもグリスを塗布していきます。
粘度の異なるグリスを使用しバランスをみながら塗布します。
おすすめのギアグリスはios factoryのgeargreaseです。軽めからハード目まで調整できます。

ピニオンギア、バネ等のパーツを組み上げます。
バネの劣化もクラッチ不良につながるので確認しながら組み上げていきます。

ドラグシャフトにはドラググリスを塗布していきます。
ドラググリスが抜けてしまうとドラグが滑ってしまったり、スムーズな糸抜けにつながらないことがあります。
ドラググリスはios factoryのdekakumaを使用しています。粘りのあるかつスムーズな糸出しが可能となります。

メカニカルブレーキ内部のベアリングは回転時の異音につながったり、ピニオンギアが固着してしまうとクラッチ不良につながることがあるので注意が必要です。

確認しながら組み上げをしていきます。

ハンドルノブ内はソルトや川の釣りともに錆びてしまうことが多い為ほぼ交換します。
実際に手が触れる部分の為異音や動作不良は直接感じやすくストレスになりやすい部分です。

動作確認し整備完了です。クラッチ不良も改善しスムーズな巻きになりました。
ワンウェイクラッチの部分もグリスを塗布し異音や逆回転なく使用可能です。
サビの状態としては次回メンテナンス時は交換をおすすめ致します。
もうすぐ春シーズン。暖かくなりどの釣りも盛り上がってくると思います。
ぜひ、シーズン前にメンテナンスに出してみてください。
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